《直し》に積極的に取り組もう! 〜新年によせて〜
課題や宿題に誤りやミスがあったら、すぐに《直し》をしてもらっています。でも、その《直し》を嫌がる生徒さんが意外に多くいます。嫌がるのはなぜでしょうか?
「間違いを認めたくない」
「もう終わったことだから蒸し返したくない」
「後戻りするよりも先へ進むほうがいい」
「とにかく早く学習時間を終わらせたい」
いろんな理由があると思います。
ですが《直し》はとても大切です。
正解してそのまま通り過ぎる場合よりも、むしろ《直し》の方が大切なくらいです。だって、「理解できていない」ってことがハッキリと目に見える形でわかるのですから。
たしかにそれを認めることは、自分が否定されているように感じてしまうかもしれません。
でも、人が「もっとうまくやろう」「能力を向上させよう」と最も強烈に思うのが、「うまくいかないとき」なのだそうです。
今年は丑年。
牛は一度飲み込んだ食物を再び口中にもどして、よくかんでからまた飲み込むという「反芻」をする動物です。
今年は、牛が「反芻」するように、本当に理解できるまで繰り返し《直し》に取り組んでいきましょうね!
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