「100まんびきのねこ」
《作:ワンダ・ガアグ》
おばあさんがねこを1匹欲しいといったら、おじいさんはなんと
「百ひきのねこ、千びきのねこ、百万びき、1億、1兆ひきのねこ」
を連れてきてしまいます。
それでたいへんなことに――。
常識的な目で読むと「そんなバカなぁ」とツッコミどころ満載なのですが、
ちょっと視点をかえるといろんな読み方のできる奥の深い物語です。
例えば実際に百万びきのねこを想像してみてください……。
まるでホラー映画のいち場面みたいです。
あなたはならどんなふうに読めるでしょうか?