実生活の経験が学習に活きる
ガウディアの新教材に「重さ比べ」が新しくはいりました。
主に低学年の生徒さんが取り組んでいますが、てこずっている人がいます。
シーソーや天びんの両側にいろんなものを乗せる絵を使い、その傾きから一番重いものを問うような問題です。
単純な例を数式で示すと、
A<B、B<C のとき AとCは どちら大きいか?
を問うようなものです。
これは>や<、=の両辺の関係をシーソーの傾きで理解させるのが狙いですが、
これをなかなか飲み込めないようです。
「重さ比べ」のような学習の理解を進めるには、
実生活の中での経験と重ね合わせる想像力が重要です。
学習室でも工作用紙でシーソーを作り、
実際に重さを比べたりすることで理解が進みます。
家庭においても、
例えば公園のシーソーで遊ぶとき、重さの違う兄弟姉妹が両側に乗って、重さをちょうどよくバランスをとるにはどうしたらいいのか?
料理の場面で大さじ1の分量を図るとき小さじしかなかったらどうするのか?
など経験を体で覚える機会を作ってください。
こうした経験は、未知の事柄を学習する際、体験と重ね合わせることで理解が早く進み、応用力にも強い味方となってくれます。
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