算数の文章題、苦手解消の特効薬は読書です!
計算はできるけど、文章題になるととたんにできなくなるお子さんがいます。この苦手な文章題、どうしたら解消できるのでしょうか?
文章題、なぜできないの?
文章題は、問うている条件、つまり登場する人や物の位置や時間、数量などの関係性を頭の中でイメージ化してから、それを計算式に変換してはじめて計算する能力を使って解くことができます。
文章題が苦手なのは、このイメージすることができないからといえます。では、このイメージ化する能力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか?
イメージ化するには
それには国語の力が必須です。
文章題に出てくる漢字や言葉の意味を理解しなくてはなりません。つぎに、それらを組み合わせた文章の内容を理解しています。そうしてはじめてイメージ化できるようになるのです。
だから文章題を解くには、漢字や言葉、文章に興味をもつことが欠かせません!
文章題の特効薬は?
だから「読書」なのです!
「読書」は、言葉や文章に親しみ、自然にイメージする力を自然に養ってくれます。
「なあんだ、読書だなんて、『特効薬』って言っても、すぐに効くわけじゃないのか…」
残念ながらすぐには効いてはくれません。
でも、物語などを読んで没入すると、登場人物が頭の中で生き生きと動き出します。それがイメージする力なのです。
読書で養うイメージ力は、文章題だけではなく、さまざまな科目の基礎体力にもなってくれます。どんな科目も文章を読んでイメージする力なくしては理解が進まないからです。
また読書は、教科書などの理解に役立つだけではなく、人生をも豊かにしてくれます。読書することで、本の中に描かれた人の人生を追体験することで、自らの経験値を高めてくれるからです。
さいごに
読書の秋です!
秋の夜長を利用して読書に親しんではいかがでしょう。このイメージする力、小さい頃から養っていけば、きっと将来、大切な宝物になりますよ!
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